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祈りの場について
最後に色々話す事ができた事は
本当にいい機会でした。

昔から父は厳しく
口を聞くのも嫌な時期がありました。

病気になってから急に涙もろくなり、
厳しさもなくなって、話す機会も増えました。

本人も残りの命が少ないと思っていたのか
亡くなった後の話もするようになりました。

今ある仏壇は管理も大変だし、本人がお寺との付き合いなど苦手で、
残ったものに苦労かけたくないという意思があり.
仏壇を残さないことにしました。

お寺との付き合いも、本人の代までにしたいということでしたが、
我々も祈れる場所が欲しいという希望もあり手元供養をすることにしました。

初めは手元供養の言葉も知りませんでしたが、
コンパクトで思い出の品が飾れたり、持ち運ぶことができたり
今までにない供養の仕方だと思いました。

生前に本人の希望を聞いて、
ずっと身につけていた時計が飾れるこちらの商品に決めました。

口数も少なく多くを語らないタイプの父親でしたが
最後に色々話す事ができた事は本当にいい機会でした。
亡くなってから半年、毎日父の事を思い出して手を合わせています。

 

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