はじめての方へ
近年では、親しい人たちだけで故人さまを送るお葬式や、
家族葬をお選びになる方も多くなりました。
住宅環境も、現在とむかしとでは大きく変わってきています。
特に、マンション住まいの方からは、
「仏壇を置きたいけれど、置く場所がない」といったお声を頂戴します。
そこで、わたしたち祈り百貨店がご提案するのが“手元供養”です。
手元供養とは、故人さまの遺骨を手元に置いて、故人さまをしのぶ新しい祈りのかたちです。
仏壇がないと供養にならないかもしれない、と心配される方もおられますが、
近年は戒名などをつけないという方もいらっしゃり、古くからの形式にとらわれることなく、
祈りを捧げるのも新しい供養のかたちではないかと思います。 大切なのは、故人さまをしのぶ気持ちではないでしょうか。
- そもそも手元供養って?
- 手元供養に関するQ&A
手元供養とは、遺骨を全部あるいは一部を自宅など身近な場所で保管し、故人さまを身近で供養する祈りのかたちです。仏壇は別にあり分骨で供養したい方や、お墓を持つ必要がない、従来の仏壇を置くスペースがない方など、生活スタイルや住環境も変化する中、広がった新しい供養のスタイルです。
必要な道具の選び方
手元供養は、道具についても明確な決まりはありませんが、住まいの中に癒しや祈りの場を設けるための、以下のラインナップをご用意しております。お好きなものを組み合わせてセットで、スペースに合わせて一部をお選びになったり…、ご自分の住まいに合ったスタイルを見つけてください。
- 「ステージ」を選ぶ
- マンション住まいで仏壇を置くスペースがないようなときは、コンパクトなデザインで場所を取らない小さな仏壇をリビングルームや寝室などに置いていただいて、故人さまを供養することができます。その仏壇を総じて「ステージ」と呼んでいます。
- 「ミニ骨壷」を選ぶ
- 火葬した故人さまの遺骨を納める壺を「骨壺」と言います。四十九日法要に合わせて納骨するのが一般的ですが、具体的な期日は定められていません。また、必ず納骨しなければならないという決まりもないので、遺骨を自宅に置かれる方も増えています。
- 「お位牌」を選ぶ
- 故人さまの戒名やお亡くなりになった年月日を記してお祀りする木札を「位牌」と言います。この位牌に故人さまの魂が戻ってくるとされています。俗名(故人さまの生前のお名前)を入れても構いませんが、魂入れと呼ばれる「開眼供養」が必要です。
- 「三具足」を選ぶ
- 仏壇に祀る3種類の仏具を総じて「三具足」と言います。線香を焚く「香炉」、ロウソクを立てる「燭台(火立)」、仏花を飾る「花立」の三つです。従来の仏壇では「五具足」が基本になりますが、手元供養では三具足で問題ないとされています。
- 「りん」を選ぶ
- 読経や供養の際に鳴らす仏具を「りん」と言います。りんの涼やかな音色が邪気を払い、供養する人の心を清めると言われています。りんの内側を叩く宗派もありますが、特に決まりはありません。りんは二回鳴らし、二回目を少し強めに鳴らします。
- 「敷物」を選ぶ
- ステージの下に敷いて、場を華やかに演出したり、供養の場として仏具を上に飾って、祈りのスペースを区切ることができます。季節によって、素材や柄、色味を変えてもよいでしょう。
- 「お花」を選ぶ
- 仏壇に飾る花を「仏花」と言います。どのような花を飾るかは自由ですが、バラやアザミのようにトゲのある花や、ヒガンバナやシャクナゲなど、毒を含む花は飾らないようにしましょう。近年では造花やプリザーブドフラワーを飾る方も増えています。
- 「フォトフレーム」を選ぶ
- 故人さまの生前のお姿を写した写真を「遺影」と言います。必ずしも用意しなくてもいいとされていますが、故人さまをしのんで飾られる方は多くおられます。遺影なのでフレームは黒のイメージですが、さまざまな色合いのフレームが選ばれています。
- おすすめアイコンについて
- 商品ごとに、「こんな人におすすめ」というアイコンをつけております。どのような方へおすすめできるか、どのようなシーンでご利用できるか、商品の特徴をもとに考えました。お買い物のご参考になさってください。
はじめて供養品を用意する方におすすめ。 供養に必要なものがひと通りセットになった商品や、まず用意したい基本の仏具など。
赤ちゃんの供養をしたい方に。可愛らしい、優しいデザインのミニ骨壷や、お位牌など。
伝統的な仏壇・仏具らしさを残しつつ、コンパクトになっていたり、モダンなデザインになっているもの。お買い替えにもおすすめです。
カバンに入れて、持ち運びできるようなものや、携帯できるもの。身につけられるジュエリーなど。
大切なペットを亡くされた方に。ペットちゃんの供養におすすめのもの。
ご入居・ご入院先でも供養がしたい方のために。コンパクトで火を使わない、お手入れが簡単なもの。(持ち込み不可の物もございますので、ご入居先にご相談ください)
お引越ししやすいコンパクトな商品や、海外に持って行きやすい手荷物に入る大きさのもの。
カラーバリエーションが豊富な商品。お好みの配色でカラーコーディネートができる商品。
オプションで仏具も一緒に購入できる商品です。ステージなどにプラスして、自分好みのセットに。