大切な方を身近に感じるミニ骨壷
投稿日: 投稿者:祈り百貨店
手元供養品の一つに、「ミニ骨壷」があります。大切な方を身近に感じられる供養品として注目されています。その理由や一般的な種類と素材について、分かりやすくまとめました。
1.ミニ骨壷とは
ミニ骨壷は、愛する人の遺骨や遺灰を手元に保管し、日々の生活の中でその存在を感じることで、故人との絆を深めるものとして広く受け入れられています。手元供養が広がる中で、小さなかたちながらも心に寄り添い、感動と安らぎを提供するミニ骨壷は、特に人気を集めています。手のひらに収まるサイズの骨壷は、愛する人の存在を常に身近に感じられます。遺骨や遺灰をミニ骨壷に納め、旅先や移動中でもその存在を意識することで、故人との絆が切れることなく続いていると感じることができます。その小さなかたちには、大切な思い出や共に過ごした時間が凝縮されており、それを手元に置くことで心の支えとなり、安らぎを与えてくれるのです。
2.ミニ骨壷の種類
近年、手元供養の人気が高まり、ミニ骨壷の形状も多様化しています。ご自宅に置くタイプや持ち運びが便利なタイプ、さらにはペンダントとしても使えるジュエリータイプなど、それぞれの特徴があります。
- ご自宅に置くタイプ:
最近では、骨壷とは思えないほどオシャレなデザインや素材で、装飾や形状が多彩なミニ骨壷が注目されています。祈りの中心に置いて安心感を求める方々にとって、インテリアの一部としてもスタイリッシュなミニ骨壷が人気です。素材も木製、陶器、磁器、金属、ガラスなど多岐にわたり、さらに一般的な白い骨壷には骨壷カバーを用いて個性を演出する方もいます。 - 持ち運べるタイプ:
持ち運べるタイプのミニ骨壷は、移動中に中身が溢れることがないよう、密閉された設計が必須です。形状は小さな卵型からアトマイザーのようなスティックタイプ、カードタイプまでさまざまで、持ち運びに適したサイズ感と形状が特徴です。素材は主に金属製で、落としても壊れにくい設計が多いです。 - ペンダントやジュエリータイプ:
ジュエリータイプのペンダントトップでは、繊細な細工が施され、その中にほんの少量のお骨を入れることができるようになっています。小さなネジが付いており、その中に耳かき一杯程度のお骨を収めることが可能です。日常の中で身につけることができるため、大切な方をいつも身近に感じられるジュエリータイプのミニ骨壷は、多くの人々に支持されています。
3.ミニ骨壷の素材
ミニ骨壷には様々な素材でつくられています。以下に代表的なものをいくつか挙げてみました。
- 木製ミニ骨壷:
木製のミニ骨壷は、その素材特有の温かみと自然な風合いが特徴です。木の種類によって異なる色合いや質感を楽しむことができます。木は触り心地が良く、手になじみやすい素材です。そのため、触れることで特別な感触を感じることができます。また、時間とともに木材は経年変化をします。色合いや質感が変化することで、その骨壷には時間の流れを感じることができます。木製のミニ骨壷は、最終的には自然に還ることができるため、環境に優しい選択肢です。 - 陶器・磁器製ミニ骨壷:
精巧な彫刻や装飾が施されたものから、シンプルで洗練されたデザインまで、多彩なスタイルが揃っています。職人の手によって手作りされ、その技術と感性が作品に反映されています。豊富な色彩や模様、装飾が特徴であり、手書きの絵付けが施されたデザインも人気です。個性豊かな選択肢の中から、お気に入りの逸品を見つけることができます。 - 金属製ミニ骨壷:
金属製のミニ骨壷は、ステンレス鋼や真鍮などの丈夫な素材で作られています。その頑丈さから、万が一落としても割れたり中身が溢れる心配がありません。持ち運びの際も安心感があり、肌身離さず持ち運ぶことができます。 - ガラス製ミニ骨壷:
ガラス製のミニ骨壷は、透明な素材特有の美しさがあり、繊細なデザインや色合いが際立ちます。また、カラフルなガラスや施された模様・装飾によって、さまざまなスタイルが楽しめます。ガラスは透明でも、巾着にお骨を納めることで中身が見えることなく安心してお祀りする事が出来ます。 - プラスチック製ミニ骨壷:
プラスチックは軽量であり、持ち運びや取り扱いが非常に簡単です。また、プラスチック製ミニ骨壷は、耐久性があります。割れにくく、落としても破損しにくい特性があります。プラスチック製の骨壷は一般にコストが低く、手頃な価格で入手できる場合が多いです。予算に応じて選択肢が広がります。
これらのミニ骨壷は、個々の好みや供養のスタイルに合わせて選ぶことができます。形状やサイズ、素材、デザインなどが異なり、それぞれが特有の特長を持っています。
4.分骨について
遺骨を分けることを“分骨”と言います。ご両親の遺骨を兄弟姉妹がそれぞれ手元に置いておきたい場合や、散骨して少しだけご遺骨を残しておきたい。子どもがいないなどの理由でお墓を維持できなくなり、いったんは納骨した遺骨を取り出して納骨堂に移すような場合も分骨になります(新しいお墓に遺骨を移す場合も分骨になります)。 墓地や納骨堂に永代供養をお願いするような場合は、管理者に分骨する旨を記した書類(分骨証明書もしくは分骨用の火葬証明書)を提出する必要がありますが、手元供養のように遺骨を手元に置いておいても法律的に問題はなく、書類等を提出する必要はありません。
5.まとめ
近年、社会の変化が葬儀や供養のあり方に大きな影響を与えています。一般的な葬儀や墓地での形式にとらわれない新たな価値観が広がり、都市化が進む中で住宅事情の変化も供養の場を家庭内に移行させる傾向を促しています。この流れに合わせて、ミニ骨壷を通じて大切な方との絆を深めることが多くなっています。ミニ骨壷は、その小さなかたちながら、心に寄り添い、大切な存在を優しく包み込む存在として多くの支持を集めています。祈り百貨店では、特にその感動を呼び起こす商品を厳選し、お届けしています。ミニ骨壷の一覧はこちらから↓
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