
雲海のグラデーションと金沢箔がつくる
静かで美しい祈りの舞台

このステージは、雲の上、海の上をイメーシしました。
人の心は、まるで雲海のように揺れ動くものです。
時に濃く、時に晴れ、奥深くに静かな光をたたえています。
この「雲海心光シリーズ」は、時間と心の変化を可視化した祈りのステージです。
黒の静けさは、深く沈んだ心の奥底を。
そこに広がる箔のひび割れは、時の経過と心の揺らぎを表しています。
まるで大地から静かに光がにじみ出るように、記憶と祈りが浄化されていく様子をかたちにしました。
木のぬくもりと、箔の輝きの対比が、自然と人の心の調和を感じさせ、
見る人に、静けさと再生のエネルギーを届けます。

金の雲海心光

再生と祈りの光
金箔は、太陽のような包容力と温かさを象徴しています。
荒々しいひび割れから始まり、やがて柔らかな輝きへと変化するこの一枚は、
悲しみを越えて再び歩き出す勇気を与えてくれる祈りのステージです。
グラデーションのひび割れは、「再生」そのものです。

銀の雲海心光

静寂と内省の光
銀箔は、月のように静かで繊細な光。
この作品は、心を見つめ直し、自分と対話するための時間を象徴しています。
ひび割れが次第に静まり、透明な空間へと溶けていく様子は、
心のノイズが消え、心が穏やかになるよう願ったものです。

銅の雲海心光

大地と記憶の光
銅箔は、大地や根源とのつながり、記憶の重みを映し出します。
やや赤みを帯びた温もりある光は、過去を抱きしめながら生きていく力を与えてくれます。
ひび割れが生きた痕跡のように浮かび上がり、やがて消えていくその様子は、
私たちの中にある記憶と祈りが静かに昇華していく姿です。

本物の金箔が放つ、圧倒的な存在感と上質な余韻。



バランスをみながら細かく配置しています。

昔ながらの伝統技術

金沢金箔とは
金沢金箔は、石川県金沢市で生産される伝統的な金箔で、日本国内の金箔生産の約99%を占めています。400年以上の歴史と高度な職人技によって、わずか1万分の1ミリ以下という極薄に仕上げられ、美しい光沢と品質の高さで知られています。寺社仏閣の装飾はもちろん、工芸品や化粧品、食品などにも幅広く活用されています。

日本製の安心をお届けします。品質の高さと細部への配慮が感じられる逸品です。熟練の職人による丁寧な仕上げが施されており、安心して長くご愛用いただける商品となっています。
サイズガイド
- サイズ(mm)
- H15×W350×D220mm
- 重量(g)
- 745g
- 生産地
- 石川県金沢市
- 材質
- MDF(木質繊維材)
金:本金箔四号色(含有率/金94.44、銀4.90、銅、0.66)
銀:アルミ箔(含有率/アルミ100)
銅:銅箔(含有率/純銅100) - 塗装
- ウレタン塗装
- カラー展開
- 金(本金箔四号色)
銀(アルミ箔)
銅(銅箔) - セット内容
- 本体のみ
※サイズは目安です。手作りのため、サイズや形状等に個体差がありますので、あらかじめご了承ください。