
伝統を日常に 祈りを今のかたちに
国内外で注目を集める
Oriiが手掛ける三具足

「OLIVIA EDEL/オリビア エーデル」は、伝統工芸高岡銅器着色所「モメンタムファクトリー・Orii」が手掛ける三具足。その高級感あふれる仕上がりで多くの人々を魅了しています。銅や真鍮の持つ腐食性を巧みに活かし、鮮やかな色彩を引き出す伝統的な技法を施しています。まるで魔法のように浮かび上がる模様は、唯一無二の存在感を放ち、仏具としての格を一層引き立てます。


ルストシルバー:錆×純銀メッキ
ぬか焼きで生まれた斑模様に、薄く純銀を幾重にも重ね、模様の美しさを際立たせています。


サルファイドブラウン:硫化×斑紋
薬品を用いて酸化させ、硫化を繰り返し様々な紋様や色彩を発色させます。


パティナブラック:緑青×黒染
黒イブシを施したのち、薬品により化学変化させ、緑青を浮かび上がらせます。

火立には、火立用の芯がついています。カップローソクもちょうど良い大きさです。

大きすぎず、小さすぎないちょうど良いサイズ感。

パティナブラック

サルファイドブラウン

ルストシルバー

丁寧な祈りの時間を演出します。

シックで落ち着いた弔いの場にふさわしい仏具は、空間に静けさと高級感をもたらし、心を整えるための素晴らしいお道具です。
MADE in TAKAOKA

真鍮の鋳込温度は1,100℃。

砂型に1つずつ手作業で流し込んでいきます。上昇する煙は、湯気や水蒸気ではなく、銅より沸点が低い亜鉛が燃えて発生したものです。

真鍮をガス炉の中で約2時間溶解。全ての作業が危険が伴うため、慎重に行う必要があります。

職人の手と目で滑らかに仕上げていきます。

美しい仕上がりです。

滑らかに仕上げられた真鍮は、塗装を一層美しく引き立てます。

銅や硫黄がもつ腐食性を利用し薬品や炎をコントロールして鮮やかな色彩を発色させる伝統技法。Oriiの生み出す無限の色、魔法のように浮かぶ模様。国内外からも注目されている技術は、唯一無二の発色です。



立山連峰を望む「鋳物の街」富山県高岡市
銅器をはじめとする、鋳物技術が古くから根付いており、伝統的な技術が今もなお受け継がれています。富山県第2の都市「高岡市」は、銅器をはじめとする鋳物の一大産地として400年以上もの歴史がある金物の町として知られています。全国にある銅器の9割以上が高岡で作られているのだそうです。小学校によくある二宮金次郎像や新年に響く除夜の鐘。その多くが実は高岡銅器でつくられています。

日本製の安心をお届けします。品質の高さと細部への配慮が感じられる逸品です。熟練の職人による丁寧な仕上げが施されており、安心して長くご愛用いただける商品となっています。
サイズガイド
- サイズ(mm)
- 花立:H78×φ49mm
火立:H32×φ52mm
香炉:H44×φ85mm - 生産地
- 富山県高岡市
- 材質
- 真鍮
- デザイン
- パティナブラック
ルストシルバー
サルファイドブラウン - セット内容
- 花立・火立(火立芯付)・香炉
※サイズは目安です。手作りのため、サイズや形状等に個体差がありますので、あらかじめご了承ください。