静謐な黒に祈りを込めて
老舗の技が生む、上質な手元供養ステージ

明治40年創業の老舗「山口久乗」による、高岡漆器の技術で丁寧に仕上げられた「聖盤」は、祈りの空間を美しく演出する塗り板です。底面の縁には緩やかな勾配が施されており、手をかけやすく、持ち運びにも配慮された設計。ミニ骨壷の台としてはもちろん、りんや仏具、形見などを置くステージとして、用途に応じて自由にお使いいただけます。艶と深みのあるブラックが静謐な雰囲気を醸し出し、自分だけの聖なる空間を演出。日々の祈りの時間をより心豊かに、大切な方を想う気持ちに寄り添う、手元供養のための一品です。

底面の縁は、手をかけやすいように勾配がついています。


高級感のある光沢。

磨き上げられた鏡面仕上げ。

同じ久乗おりんの花立や火立など、ステージと仏具の色を揃えたコーディネートもおすすめです。

ミニ骨壷と香炉――最小限の仏具だけでも、美しく映えるステージです。


漆と鋳物、二つの伝統が息づく街 ― 富山県高岡市
立山連峰を望む富山県高岡市は、「鋳物の街」として知られ、400年以上にわたり金属工芸の文化を育んできました。中でも高岡銅器は、精緻な鋳造技術と美しい仕上げで全国にその名を知られています。
そしてもう一つ、高岡を語る上で欠かせないのが高岡漆器の存在です。江戸時代より受け継がれてきたこの漆の技術は、繊細な装飾と深みのある艶が特徴。漆芸の伝統を守りながらも、現代の暮らしに寄り添うものづくりへと進化を遂げています。
高岡の漆器と鋳物――異なる素材と技法ながら、どちらもこの地の職人たちが磨き続けてきた誇り高き伝統。四季折々の自然とともに歩んできたこの街のものづくりは、今も変わらず、人の手の温もりと美意識を映し出しています。

日本製の安心をお届けします。品質の高さと細部への配慮が感じられる逸品です。熟練の職人による丁寧な仕上げが施されており、安心して長くご愛用いただける商品となっています。
サイズガイド
- サイズ(mm)
- H15×W310×D230mm
- 重さ(g)
- 520g
- 生産地
- 富山県高岡市(高岡漆器)
※サイズは目安です。手作りのため、サイズや形状等に個体差がありますので、あらかじめご了承ください。