念珠について

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念珠について

about nenjyu

白の念珠
オレンジの念珠
青の念珠
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念珠は
生涯の自分だけのお守りとして

念珠は持ち主を守るお守りであり仏との縁を示す、唯一の仏具です。念珠の輪に手を通すことによって、仏、菩薩の世界とあなたを結ぶ架け橋となってくれる大切な仏具です。

数珠は魔除けや厄除けの意味合いも持ち、仏様に対する敬意を示すために用いられます。念珠を持つ事で、煩悩を消滅させ、持ち主の身を守る冥加(みょうが:神仏のたすけ)を得るとされています。

また、念珠を使うことで、持ち主の思いが宿ると言われています。いわば、お念珠は持ち主の分身ですので、一人一人が、自分だけのお守りとして大切に扱ってください。

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念珠は自分専用のものを

念珠は一人一人のお守り、仏との縁をもたらすものであり、大切に扱うことで、功徳があるとされ、個人に寄り添う存在です。貸し借りしたりするものではなく、お一人お一人が自分似合った念珠を持つ方が良いでしょう。

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贈り物としての念珠

幸せを願い仏前結婚式や慶事などの祝い事で贈る場合は「寿珠(じゅず)」として贈られることもあります。念珠は、個人と仏との縁を示す、仏具として知られていますが、幸せを願い「寿珠」として贈られることもあります。

また、生涯にわたって使用できることや、厄から守る意味を込めて「嫁ぐ子に忘れず持たす、数珠一つ」と言い、嫁ぐ娘へ親から贈るものでもあります。そのほかに、成人式、就職祝いなどの贈りものとしても重宝されています。数珠を贈ることは、その人に御仏を結ぶ縁をもたらし、持ち主の身を守る冥加(みょうが:神仏のたすけ)を得るとされ、大変良い事とされています。

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ポイント1

最も身近な仏具

念珠(ねんじゅ)は、全国的に、最も身近な仏具として広く普及している仏具です。法事や葬儀の時だけで使われている仏具という印象があると思いますが、葬儀の場面だけでなく、日常のお仏壇に手を合わせる際にもご利用いただけます。

また、念珠を身につけることで、魔除けや厄除けにもなるといわれ、念珠はいつも手にかけているとお守りになるといわれています。

念珠が一般的に広まったのは、江戸時代と言われています。仏教が庶民の間に広がり、宗派が増え、念珠が使われる機会が増えました。

現代では、実用性を重視した略式数珠が多く使われています。性別や宗派によるデザインの違いや、珠の素材や珠に使われる石の持つ意味によって、ご自身の想いに寄り添う念珠を手にすることができます。

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ポイント1

数珠・念珠の読み方の由来

念珠は数珠、珠数(じゅず)とも呼ばれていますが、どちらの書き方・読み方も正解です。

数珠(じゅず)は本来、お経を読む回数を数える道具でした。つまり、『数を念ずる』、『数を記す』ためのものとして『数珠』と呼ばれるようになったと言われています。

そして、念珠(ねんじゅ)は『念仏を唱えるときに、数珠を弾いていた』ことから、念珠(ねんじゅ)という名称になったと言われています。

また、『数珠に念(思い、願い、祈り)を込めた物』という意味からも念珠(ねんじゅ)と呼ばれています。

その他にも、 (じゅず) 「数珠」「珠数」「誦数」
(ねんじゅ)「念珠」「念誦」

また、仏前結婚式や慶事などの祝い事で贈る場合は「寿珠(じゅず)」とあらわすこともあります。

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