高岡真鍮と金沢箔の融合
日本の伝統工芸が息づく、気品あふれる輝き。
「蕾花」は、手のひらに優しく収まるコロンとした形のミニ骨壷です。この洗練されたデザインは、蓮の蕾をイメージしており、表面と内側には金沢の箔が施されています。これにより、まるで極楽浄土のような荘厳さと美しさを纏っています。小さなサイズながらも、その高級感あふれる質感は、大切な方のご遺骨を丁寧に包み込むのにふさわしい逸品です。さらに、真鍮製のベースは頑丈で、永遠に守るべき大切なものをしっかりと支えます。
眩い金箔が織り成すオレンジのグラデーションは、まるで夕日のような美しい輝きを放っています。夕暮れ時、空が燃えるようなオレンジ色に染まり、金色の光が空気を暖かく包み込む様子を彷彿とさせます。そのグラデーションは、日の沈む瞬間のドラマチックな美しさを映し出し、柔らかな光と深みのある色合いが絶妙に溶け合っています。まるで夕日の一瞬の輝きをそのまま切り取ったような、心に残る壮麗な景色をご堪能ください。
アルミ箔を施したブルーのグラデーションは、青い海と空の繊細な美しさを表現しています。まるで広がる空と海が、微細な光の反射によって一層神秘的に輝いているかのようです。澄み渡る空と波打つ海が交錯する様子が、緻密なグラデーションに映し出され、見る者を深い青の世界へと誘います。キラキラと輝く空の煌めきと、穏やかな海の広がりを感じながら、この美しい青の調べを心ゆくまでご堪能ください。
金箔からグリーンへのグラデーションは、大自然の草原が放つ輝きを表現しています。まるで朝露に包まれた広大な草原が、陽光を浴びてキラキラと輝く様子が目に浮かぶようです。このグラデーションは、生命の息吹を感じさせる柔らかな緑から、豊かな自然の恵みを象徴する深みのある緑へと移り変わり、観る者に穏やかで心温まる印象を与えます。
セットには、故人のお骨を納めるための巾着と、骨壷を収納するための巾着が含まれています。お骨を納める白い巾着には、丹後ちりめんが使用されており、品のある美しい仕上がりとなっています。骨壷用の巾着は、移動や保管の際に便利にお使いいただけるよう設計されています。どちらの巾着も、故人への敬意を表し、丁寧にお骨を守るための大切な役割を果たします。
内面にも金箔を施しました。青海の外側はアルミ箔で仕上げていますが、その内側には金箔をあしらっています。このように大切なものだからこそ、どこまでも完璧に仕上げたいという想いからです。金箔は高価な素材ですが、その価値を惜しまず、内面にまで丁寧に施しました。この細部へのこだわりが、私たちのこだわりと情熱を示しています。
手のひらにすっぽりと収まる、絶妙なサイズ感が特徴です。その形状は蓮の蕾をイメージしており、安定感がありながらも心に安らぎをもたらします。故人様を大切に感じられるその存在感は、静かで深い敬意を表現しています。その眩い輝きは、穏やかで安心感のある雰囲気を醸し出します。
アルミ箔で包まれたブルーの青海の蓋を開けると、その内側には神々しい金箔が広がり、美しいコントラストを生み出します。青海の清々しいブルーと金箔の輝きが相まって、まるで幻想的な景色が広がるような、洗練された美しさを演出しています。
こちらの骨壷には、お骨専用の巾着袋がセットになっております。付属の巾着袋は、丹後ちりめんを使用しており、高級な質感が際立ちます。丹後ちりめんは、糸から選び抜かれたもので非常になめらかであり、光の角度によって美しい柄が浮かび上がります。
見れば見るほど美しい、グラデーションが特徴の本品。日本国内の金箔の生産は、その99%が石川県金沢市に占められています。その金箔の一大産地、金沢にある箔メーカーの独自の技法により、箔の上にグラデーションを重ねて作られているのがこの不思議な煌めきの秘密です。箔からのグラデーションの色が変わり行く様は繊細かつ優雅な煌めきを放ち、見ているだけで心が癒されるでしょう。
立山連峰を望む「鋳物の街」富山県高岡市
銅器をはじめとする、鋳物技術が古くから根付いており、伝統的な技術が今もなお受け継がれています。
サイズガイド
- サイズ(mm)
- H65×φ60mm
- 容量(単位:cc)
- 28cc
- 生産地
- 富山県高岡市
- 材質
- 真鍮・金沢箔(金箔・アルミ箔)
- カラー展開
- 夕日/金箔
草原/金箔
青海/アルミ箔 - セット内容
- 骨壷・専用納骨袋・骨壷用巾着
※サイズは目安です。手作りのため、サイズや形状等に個体差がありますので、あらかじめご了承ください。