自然の温もり、北欧の美。
シンプルでありながら洗練されたステージ。
ルオントシリーズ ステージ「ミモザ」は、ステージをよりコンパクトに、かつシンプルにデザインしたステージです。オジギソウの仲間で、香水の原料にも使われるミモザには、“友情、優雅(日本)”や“感謝(イタリア)”、“思いやり、愛(フランス)”など、国によってさまざまな花言葉があります。ご先祖さまへの感謝や故人さまへの大切な思い、愛を込めた祈り…、手元供養にこれほどふさわしい花はないのではないでしょうか。色はピンク、グレーにウォールナットを加えた全3色をご用意いたしました。位牌やお骨入れなど、同じトーンのカラーでそろえた具足を添えて、大切な方や故人さまへに語りかけ、祈りを捧げていただきたいと思います。
ミモザをイメージしました。
無垢の厚みが贅沢。
ガラス三具足sazanamiが美しく映えます。
富士山の美しい麓に広がる静岡県は、家具産地として名高い地域です。ルオントシリーズは、そんな静岡の木工職人たちによって手がけられました。
サイズガイド
- サイズ(寸法:mm)
- φ250×H20mm
- 重 量(kg)
- 0.7kg
- 生産地
- 静岡県
- 材 質
- ピンク、グレーはメープル材(無垢)
ウォールナットはウォールナット材(無垢) - カラー展開
- ピンク、グレー、ウォールナット
※サイズは目安です。手作りのため、サイズや形状等に個体差がありますので、あらかじめご了承ください。
How to use
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見た目の美しさと触れたときの滑らかな肌ざわりから、メープルは”木の真珠”とも呼ばれています。ギリシャ神話でも”幸せを呼ぶ木”として描かれていました。パンケーキなどにかけるメープルシロップが採れる木です。原産地は主にカナダ、アメリカ北部ですが、断面の色合いは白く、清潔感にあふれているため、近年ではナチュラル感を活かしたダイニングテーブルやインテリア家具の素材としても人気です。日本のカエデと同じ広葉樹で、堅くて衝撃に強く、傷がつきにくい、反りや割れが起きにくいといった特長も人気を支えています。他の素材とも合わせやすく、シックな感じにも、モダンな感じにもコーディネートしやすいのも、メープル材の強みと言えるでしょう。
木材としての品質の高さ、見た目の美しさから、ウィールナットはチークやマホガニーと並び”世界の三大銘木”のひとつに数えられます。クルミ科に属し、日本語でも”くるみ”と訳されますが、国内産のクルミとは材質的に異なり、原産国は主にアメリカ北東部からカナダ一帯です。色合いは紫がかったダークブラウンで、高級感に満ちています。真っすぐに育つので、木目も真っすぐに整っているのが特徴です。また、温度や湿度の影響を受けにくく、反りや割れなどの歪み、変形がほとんどないので、高温多湿な日本にも適しています。成長が遅く、材木として利用できる大きさになるまでに百年単位の歳月を要すると言われているため、きわめて希少価値の高い木材になります。
静岡市は、徳川家康のおひざ元であり、かつては駿府と呼ばれていました。室町時代には今川氏の領地であり、今川義元が桶狭間の戦いで没落するまでは「東国の京」として栄えていました。静岡市は温暖で穏やかな気候が特徴であり、周囲を豊かな森林資源に囲まれ、南は駿河湾に面しています。そのため、海上交易路の要所として重要な役割を果たしてきました。1635年、徳川家光による浅間神社の大改修工事が行われた際に、静岡市が家具の生産拠点として発展する契機となりました。この工事のために幕府から招集された大工の棟梁や職人たちが駿府に移り住み、静岡家具の始まりとなりました。工事が完了した後も、これらの大工や職人たちはその土地に定着し、次第に家具づくりの文化が発展していきました。静岡市は、その地理的な立地条件や経済的な要素によって、家具産業の発展に適した場所でした。豊かな森林資源を活かし、優れた技術を持つ職人たちが集まったことで、静岡市は家具の生産拠点として繁栄していきました。その後も、静岡市の家具産業は発展を続け、高品質な家具が生み出されるようになりました。